修了生の声   INTERVIEW(4) 

いろんな背景のある人が一つの場に集まってコミュニケーション取って、一つのものを作っていくということに興味を持っていました。ちょうど仕事で部署が変わったというタイミングもあり、多世代や違う業界、多様なバックグラウンドを持った人が入ってくるという環境の中で、どういう組織マネジメントだったり、コミュニケーション取っていくのがいいのかなということをちょうど考えたときだったので、非常に興味が湧いていました。

コミュニケーションを科学するという、再現性のあるコミュニケーションをどうデザインして、誰1人取り残すことなく場に入れていくかという考え方は、学びというか、強い印象を持ちましたね。

一番自分の中で残っているのは、最初の蓮行さんの講座で、これからの心構えというか、この講座のコンセプト、学ぶべきものを提示されたと思いました。そこから各講師の方が、それぞれのテクニック論を紹介されたというようなイメージでした。

テクニックに関しては、これから自分で使っていかないと物にはできないんだろうと思ったんですが、蓮行さんのお話は、新たな意識を持つ引っ掛かりになりました。

自由が一番自由じゃないみたいな話なんですけど、コミュニケーションを場に任せないということですかね。
ある程度のルール、枠を決めた中のほうが、コミュニケーションが取れる、活性化する。
仕事でもそうだなと意識をしていて、「これやっといてって」と言ってしまうと「何をしていいかわかりません。」みたいになってしまうことに関して、「こういう枠の中でちょっと考えてみてよ。」と、その枠の解像度を上げていけばいくほど、自由度が減っていくのかもしれないけど、仕事の解像度上がっていくというか、そのバランスのようなものを意識するようになりましたね。

あとは、新しい価値観や、人との出会いも単純にめちゃくちゃ面白かったです。非常に有意義だったし、自分の幅広がるなと。
そう思うと、今まですごいもったいないことしてたなっていうふうに思いましたね。会社の課題みたいなところには非常に意欲的になってましたけど、もっと広い範囲の社会といった時にあまり関わってこなかったなと。

ただ、その価値観や自分の枠組みの外にあるものを自分のものするには、講座の時間が非常に濃いというか短いというか、入り口に立ったというところで終わってしまって、全部腹落ちできたかっていうとちょっと怪しいなとは思ってます。

生活も仕事もシームレスに繋がっているものだから、両立って概念じゃなくて、そもそも融合をさせるっていうか。

特にSCDは、社会課題に目を向けることが一つのテーマ、コンセプトであると思っていて、それってきっと自分の人生を豊かにするにはどうしたらいいか?社会との関わり方をどう考えるか?という話だと思っていて。それってもう生活でしかなくて、生活の中に仕事があるだけだから、両立って概念がないんじゃないかなと。「融合させました」「繋がりを見つけました」っていう表現になるかなと思います。

そこでいくと自分の仕事の医療とかヘルスケア関連において、社会に対して何かインパクトを与えられることってないかなと、そういうふうな考え方も大事だなというふうに思いましたし、そういったことを仕事で取り組んでいきたいなと思っています。

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