趣旨
京都大学経営管理大学院では、2023年12月に「京都大学コミュニケーションデザインとDE&Iコンソーシアム」を発足しました。
この度、本コンソーシアムの目指す姿や活動についてご紹介するための公開シンポジウムを、京都大学時計台にて開催いたします。このシンポジウムでは、社会全体のDE&Iに向けた「組織におけるDE&I」というテーマについて、ひとりひとりの声をもとに考え、一緒になって課題に向き合う場をつくりたいと考えています。
社会はいま、人種、性別、宗教、性的指向、社会経済的背景、および民族性など、さまざまな違いを持った「個」が、互いに違いを認め合い、活かし合うDE&I(ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン)を求めています。しかし、その実現は決して簡単なものではありません。企業活動のなかで、多様性を尊重し、そしてそれを活かせるような組織づくりは、どのように実現できるのでしょうか?
私たちは、DE&Iに向けて大切なのは、まずは「ひとりひとりの声をもとに、対話を重ねる」ことだと考えています。そこで、「アート」と「コミュニケーションデザイン」の知見を活かして、DE&Iについて考え続けるためのプラットフォームとして、本コンソーシアムを発足しました。
本コンソーシアムでは、集まったひとたちと一緒になって課題に対峙すること、「やってみて、考える」こと、DE&Iをプロセスとして捉えることを大事にしたいと考えています。今回のシンポジウムでも、コンソーシアム会員の皆様と、そして、シンポジウムに参加された皆様と一緒に、やってみて、考える場をつくりたいと思います。
是非、6月28日に、京都大学時計台までお越しください。
みなさまの声が集まることを楽しみにしております。
プログラム
本シンポジウムは2部制になります。第1部はハイブリット方式(対面+オンライン)の開催、第2部は対面会場のみの開催です。
時間 | 内容 | |
受付 | 12:45-13:15 | |
第1部 | 13:15-14:45 | 開会挨拶 コンソーシアムの趣旨説明 蓮行(京都大学 特定准教授/コンソーシアム共同代表) テーマスピーカーからの事例紹介(五十音順) 宇野明香(特定非営利活動法人happiness 理事長) 杉浦 伸哉 (スギメディカル株式会社 代表取締役社長) 丸本瑞葉(株式会社SciEmo 代表取締役 / CEO) 山本和男(三菱電機株式会社 産業メカトロニクス製作所 FA本DE&I推進チームリーダー) 他 調整中 テーマスピーカーのクロスオーバーミーティング ファシリテーター 蓮行 |
第2部 | 15:00-17:00 | ワークショップ 「“DE&I” を考える、聴衆参加型クロスオーバーミーティング」(仮題) シンポジウム参加者の皆さんにもインタラクター(対話者)となっていただき、「DE&I」について考えます。少人数のグループに分かれて対話する予定です。 |
終了後 | 17:30以降 | 交流会(場所:国際交流ホールⅢ カジュアルな立食形式を予定) |
※ プログラムは予定なく変更となる可能性があります。
交流会について
6/28(金)に開催されるシンポジウムでは、終了後に「交流会」を開催予定です。
イメージは「蓮行さんの劇団の打ち上げ」。
カジュアルな交流会になりますので、気楽にご参加いただけますと幸いです!
終了は19時としていますが、途中退場もOKです。
【お申込〆切】2024年6月25日(火)まで(イベント開催の3日前まで)
- 交流会に参加希望の方は、申込フォームの該当の設問に「参加する」と回答してください。
- 後日、キャンセルされる場合は必ずご連絡ください。
- 締切は「イベント開催の3日前」としていますが、なるべくお早めに申し込みいただけるとありがたいです!
【交流会の概要】
◯日時:2024年6月28日(金)17:30開始予定(19:00終了)
◯金額:3,000円以内(具体的な金額は当日アナウンス)
◯会場:京都大学百周年時計台記念館 国際交流ホールⅢ(シンポジウム会場の隣の会場です)
◯定員:最大30名ほどの想定です。
◯準備するお食事のイメージ:オードブル、宅配ピザ、京都大学近隣のお店からテイクアウト、ビール・ソフトドリンクなどの飲み物
◯その他:アレルギーのある方は、事前に参加申込フォームからご連絡ください。
開催方式
第1部 ハイブリット方式(対面+オンライン)
第2部 対面会場のみ
会場について
【対面会場】 京都大学百周年時計台記念館 国際交流ホールⅠ・Ⅱ
【オンライン視聴】 Zoom (お申込者にURLをご案内)
※ 第1部のみ/第2部のみのご参加も可能です。
参加費
無料(要事前申込)
定員
対面会場 定員 90名
オンライン視聴 定員 300名(最大)
言語
日本語
お申込み方法
Googleフォームからお申込みください。
必ず事前に参加登録をお願いします。
お申込みフォーム
https://forms.gle/y35bgsuEj19yxGWW7
お申込締切
- 対面会場でのご参加:なるべく前日までにお申込みください。
- オンラインでのご参加:開始直前までお申し込みいただくことが可能です。
- 追加の確認事項
- 交流会へのご参加:3日前(6月25日(火)まで)
- お子さん連れでのご参加:10日前(6月18日(火)まで)を目処に。
- 文字通訳以外の配慮が必要な場合:10日前(6月18日(火)まで)を目処に。
アナウンス
お子さん連れでご参加される方へ(2024/6/11更新)
一般的に「シンポジウム」と聞くと、静かで厳粛な雰囲気の場所で、お子さん連れの方にとっては、お子さんが泣いたりすると「退場しないといけないな」と感じる方もいらっしゃるかと思います。
今回のシンポジウムでは、なるべくそのような心配を減らしたいと考えています。
具体的には、下記の対応を行います。
【対応内容】
◉会場内にキッズスペースを設けます。
- 乳幼児さんに寝転がっていただけるよう、ブルーシートやキルティングの布を引く予定です。
- 絵本を数冊ご用意しております。
- 保護者の方が近くに入れるように、椅子を置きます。簡易なソファ(一人掛け)も一つ用意します。
- スタッフが1〜2名(お子さんの人数に応じて)キッズスペース付近におります。
◉授乳スペースについて。
- 会場内に「ついたて」を用意するほか、イベント中は「控室」を解放します。
- 「控室」のご利用時は、スタッフが同行いたします。
【ご注意ください】
※「託児サービス」のご準備はございませんので、ご了承ください。
※ お湯、ミルク、おむつのご用意については現在検討中です。決定次第、WEBページの記載を更新いたします。
【保護者の方へのお願い】
- お子さんをお連れになる方は、10日前まで(6月18日まで)にお申し込みの上、申込フォームにて、お子さんの「年齢・人数」をお教えください。(スタッフ側の事前の把握のため。)
- 当日、お子さん用のおもちゃをいくつかご持参くださいませ。
- お子さん用のおやつやお飲み物もご持参いただいてOKです。
情報保障、及びご参加にあたっての配慮等について(2024/6/11追記)
- 音声情報に関する情報保障として「文字通訳」をおこないます。ただし、第二部のグループワークにおいては、情報保障の方法について事前に調整する必要があるため、申込フォームにてお知らせください。筆談器具や、音声認識アプリ(タブレット端末) の貸出も予定しています。
- 文字通訳以外の配慮が必要な場合は、10日前(6月18日まで)を目処にお申し込みの上、申込フォームにてその旨お知らせください。
今回のシンポジウムでは、情報保障やユニバーサルデザインの今後の改善に向けて考える機会とするため、参加された皆さんと共に体験し、ワークショップを通じて対話する場を設けたいと考えております。
今回の対応は決して十分なものではないかもしれませんが、主催者として様々な参加者の皆さんとこのシンポジウムでご一緒したいという思いで対応していきたいと考えています。また、今後の改善を考えるための「課題提起」 としても必要であると考え、上記の対応を導入することとしましたので、是非皆さんからもご意見等をうかがえればと思っております。
※文字通訳の対応、支援器具等の準備にあたっては、京都大学DRC (障害学生支援部門)からご協力をいただいております。
車椅子でご来場の方へ、会場設備についてのご案内
「京都大学 フリーアクセスマップ」(京都大学 学生総合支援機構 障害学生支援部門)を、下記のWEBサイトからダウンロードすることができます。
■「京都大学フリーアクセスマップ」(京都大学学生総合支援機構)
https://www.assdr.kyoto-u.ac.jp/drc/contents/free-access-map
上記のWEBページに掲載されている「吉田キャンパス1」(下記リンク)をご確認ください。
会場の時計台は「本部構内」に所在しています。
■ フリーアクセスマップ「吉田キャンパス1」ダウンロードはこちら。
https://www.assdr.kyoto-u.ac.jp/drc/wp-content/uploads/2024/03/FreeAccessMap_Yoshida1_all.pdf
※ 本部構内のマップ→ p.2 参照
※ 吉田キャンパスへのアクセス→ p.5 参照
お問合せ先
ご来場にあたって、ご不安な点などある方は、事務局宛にお気軽にお問合せください。
京都大学コミュニケーションデザインとDE&Iコンソーシアム
事務局 アート・コミュニケーションデザインと組織経営寄附講座
E-mail art_cd@mail2.adm.kyoto-u.ac.jp
主催 京都大学コミュニケーションデザインとDE&Iコンソーシアム
共催 京都大学経営管理大学院
※本シンポジウムは戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期「包摂的コミュニティプラットフォームの構築」に採択されたプロジェクト「多様性寛容の共創システム開発 -『違いがあっても大丈夫』と共育しあえるコミュニティ構築‐ 」の関連企画です。
その他 注意事項
写真撮影・ビデオ撮影について
本シンポジウムの様子は、第1部・第2部とも写真・映像を撮影いたします。撮影した写真については、広報利用を予定しております。映像については、事務局の記録として利用するほか、後日アーカイブ配信することを予定しております。お写真の広報利用について同意されない方は、シンポジウム当日、事務局スタッフにお知らせください。
オンライン視聴の注意事項
本プログラムの録画・録音・複写(画面のスクリーンショット含む)は固くお断りしております。また、資料の再配布、SNSなどへのアップロード、再利用は禁止です。
Zoomのご利用環境について
本シンポジウムは、ビデオ会議ツールZoomを利用して開催します。
Zoom登録は必要ございませんが、「Zoomアプリのご利用」をお薦めしております。必ず最新バージョンへのアップデートをお願いします。
雑音やハウリング等の音声トラブルを回避するため、基本的には「ミュート」でのご参加をお願いします。また、ヘッドセットやイヤホンの使用を推奨します。
参加者側のPC・ネットワーク、通信関係等に問題(不具合)が発生しても、サポートできかねますのでご了承ください。Zoomに関するトラブルは、「Zoomヘルプセンター」をご覧ください。