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〈現場〉を観る、〈私〉が語る、〈社会〉を問う

社会は今、人種、性別、宗教、性的指向、社会経済的背景、および民族性など、さまざまな違いを持った「個」が、互いに違いを認め合い、活かし合うDE&I(ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン)を求めています。

DE&Iの実現に向けて各地で活動する人材の育成は喫緊の課題であるとともに、DE&Iについて組織/個人の単位で考える場が必要となります。

京都大学コミュニケーションデザインとDE&Iコンソーシアムでは、集まった会員の皆様と共に、研究会や実験的な場づくりの実践に取り組み、「やってみて、考える」活動を行う中で、DE&I人材の育成を行うことで、組織におけるDE&Iを実践、研究し、社会展開することを目指します。

「誰ひとり取り残さない」を、建前で終わらせない。

京都大学コミュニケーションデザインとDE&Iコンソーシアム共同代表の蓮行です。
「誰ひとり取り残さない」——この言葉は、SDGsの理念にも掲げられ、耳なじみのあるものかもしれません。しかし私は、これを建前で終わらせたくないと考えています。理想のように語られながら、実現が難しいとされ、時には「現実には無理」と諦めの言葉で片付けられてしまう。しかし、だからこそ本気で実践する人が必要です。本気で「誰ひとり取り残さない」を追い求める人が1人でも増えれば、「できない理由」ではなく「やってみる工夫」が生まれるはずです。
本コンソーシアムでは、現場での実践を何より重視します。多様な立場や経験を持つ個人・企業・団体が、それぞれの現場でDE&Iを形にし、知恵を持ち寄る集合知のプラットフォームを目指しています。大学が知を提供するのではなく、みなさんと共に「集団としての知」を育む場。リーダーでも支援者でもない、「私」として語ることから始まる参加型のコミュニケーション。それが私たちの実践する「コミュニケーションデザイン」です。
コンソーシアムが提供する対話の場には、企業、NPO、自治体、市民、そしてこどもたちまで、多様な立場の人々が集います。こうした場を通じて、「境界線を溶かす」ことに挑み、語り合い、交わりながら、未来の社会をともに形づくっていく。私たちは、そんな関係づくりのきっかけとなる場を、これからも丁寧に育てていきます。
どうかこの場が、あなたの次のアクションのきっかけになりますように。

—— 蓮行(京都大学経営管理大学院 特定准教授/劇団衛星 代表)

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Project

本コンソーシアムでは、DE&Iに向けて実践を展開できる人材(ファシリテーター人材、デザイナー人材)の育成に向けて、取り組みを展開しています。会員に向けては、情報提供、勉強会の提供を行うほか、会員区分に応じて人材育成講座へのご招待をいたします。

人材育成講座について

京都大学 ソーシャル・コミュニケーションデザイナー養成講座

京都大学経営管理大学院で開講している履修証明プログラムです。基礎的なファシリテーション能⼒が⾝についている方が対象に、「学びや共創の場をデザインすること」や「学びや共創の場が社会実装されるための仕組みをデザインすること」に関する講義、および、実践を通して学ぶ科目を提供しています。詳細はコチラ

「クロスオーバーミーティング」は、多種多様な領域を横断した「対話の場」を設定することで、認知限界を超えた集合知を生成するためのミーティング企画です。「3ジャンル以上のスピーカーが登壇すること」を企画の条件としています。「ファーストスピーカー」または「テーマスピーカー」が話題提供をし、それ以外の参加者の「インタラクター(対話者・interlocutor)」とともに議論します。

本コンソーシアムでは、「DE&I」をテーマとしたクロスオーバーミーティングを開催しています。企業におけるDE&I推進担当の方や、現場で働く方にご登壇いただき、現場からの集合知をつくることを目指します。

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京都大学経営管理大学院
アート・コミュニケーションデザインと組織経営寄附講座

E-mail art_cd@mail2.adm.kyoto-u.ac.jp

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